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パソコン自作のススメ7

 

 

 

 

 


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◎ハードディスクとフロッピーディスク

 

〇卵が先かニワトリが先かのFDDとHDD 


 

 何故、これがハードディスクと呼ばれているかご存知だろうか? HDDはMS-DOS時代後半の頃から急速に普及し始めた頃、金属製又はガラス製ベースのディスクを使用しているからハードディスク(HDD)という話を聞いた記憶がある。又、後日聞いた話では、ポリエステルベースディスクのフロッピーディスク(FD)と比較して、硬いディスクだからハードディスクというような説もあった。

 

 

 しかし、1969年、専門学校の恩師を勤務先である堂島のF社大阪支社に訪問した際、磁気ディスク装置を見せて貰ったが、ドクター中松が特許を持っていた(これも嘘くさい)とされているFDDは影も形もなかったことを鮮明に覚えている。

 

 調べてみると磁気ディスク装置は1956年、FDDは1970年IBMがそれぞれ製造、発売したとあり、1969年にはFDDはまだ発売すらされてなかったので、私が見ることが出来なかったのは当たり前だ。 1973年になって、現在のHDDの原型となるウィンチェスター型磁気ディスク装置をまたもやIBMが製造、発売した。

 

 

 元々の開発意図としては、HDDの方はデータ処理を高速化する目的、FDDはデータの持運びと安価な外部記憶装置としての目的があった。最近では、超低速で超低容量のFDDは存在意義すら疑わしいが、FDDは低性能だから古くから存在したと思われがちだが、10年以上前から存在していたHDDは高価であり過ぎたため普及が遅れたということである。

 

 HDDのネーミングの根拠は、私は前者の方が正しいと思っているが、磁気ディスク装置ハードディスクと呼ばれ出したのは、PC中心の時代に移行し始めた1980年代になってからだったことは間違いないと思うが、それからすると、後者の説も否定できない

 

 これを確認するため、創刊当時の「アスキー」に100万円もするApple][用ウィンチェスター型ディスクの広告が掲載されていたことを思い出し、探してみたが見つからなかった。又、AppleII WorldのWebでVALCANなるものをみつけたが、当時どう呼ばれていたかは不明である。

 

 

 これについては、PCユーザにはどちらでも良いことなのだが、ちょっと気になるので調べてみたということだ。


 

〇ハードディスクの容量と回転数


 

 まずHDDの容量であるが、1995年11月にWindows95が発売された当初は大きいもので1.6GBぐらいだったと思うが、年々倍々ゲームで急速に増加し続け、1TB容量のHDDが、2007年3月末にはHGSTから、6月末にはseagateからそれぞれ発売されるに至った。何と、12年で625倍の容量に達しており、もう1年前との比較なら1,000倍以上である。プラッタの記憶密度が驚異的に増加したからに他ならない。

 

 これから先数年は、技術的な理由で容量の大幅な伸びは無いとのことだが、2008年5月に解禁された地デジチューナを搭載して録画をするとか、Hi-Vision対応のVTRカメラで撮影したファイルを編集する場合は兎も角、PCとして普通の使い方であれば有り余る容量である。

 

 

 もし貴方が使っているPCが購入後数年以上経過しているとしたら、最新の大容量、高速タイプのHDDに交換することをお勧めしたい。WindowsXpの初期バージョン(80GBの壁があることをお忘れなく。)が限度だが、ついでに、Windowsの不要な機能を止めてしまえは、性能は目を見張るぐらい上がること請合いである。きっと良い結果が出ると思う。

 

 

 2000年の秋、815チップの時代になって7,200rpmの高速タイプが発売された。その時私は、「プログラムは全てHDDから読込んでいる、又、Windowsにはswapfileが必要であるし、そうすると、HDDは高速タイプを採用すると必ず性能はアップする。」と閃いた。思い切って採用してみたら、(5,400rpmと比較して数千円の価格差しかなかった。) するとどうだろう、Windowsやソフトの起動が目に見えて速くなり、1時間ぐらい掛かっていたデフラグが10分ぐらいで終わってしまう

 

 私の勘は的中した。私が組んできたPCの一番のウリは性能優先ではなく、安定度であったため、CPUは程々の物を選んでいる。大手メーカ製と極端な性能差が出る訳もないのだが、組み上がった7,200rpmのHDDを採用したPCを色々な人に操作して貰い意見を求めたら、ほとんどの方から、速い!!性能が良い!!の答が返ってきた。その時、「PCに高性能なHDDを搭載すると、性能は大幅に向上するとの確信を私は得た。以来、新規の組立、故障での交換に関わらず、HDDは7,200rpmの大容量、高速回転タイプの最新型をずっと採用しているが、大抵良い結果を生んでいる。

 

 何故か、7,200rpmのHDDが発売された以降も、永い期間に亘って大手メーカ製のほとんどのPCには5,400rpmのHDDしか搭載されていなかった。ことは本当に不思議なことだった。

 

 

 実際にはもっと高速であろうと思われる機種も存在するが、WesterDigitalには10,000回転のS-ATAタイプのRaptorがあり、一般のHDDに比べ5倍ぐらいの価格になっている。又、seagateにはCheetah10,000回転15,000回転のシリーズがあるが、インタフェースも全く違うし、気が遠くなるような価格だ。特殊な用途向けのHDDだと考えたらよいのではないかと思う。

 

 こんなものを買うなら、上位のCPUやグラフィックボードを選択する方が賢明ではないかと思われる。ただ、お金が余っている方にはお奨めかもしれない。

 


〇ハードディスク・パーテーション設定の実際 


 

 現時点でPCを1台組むとすれば、HDD1TBや750GBを使ってみたいが、安価な500GBとの比較では、まだまだ価格差が大きいので500GBで我慢しよう。機種はHGST Deskstar P7K500(16MB)か、seagate Barracuda7200.11(32MB)だが、後者はキャッシュメモリが32MBと倍の容量を搭載しているが、体感的には能力があるように感じられない。

 

 まずCドライブとしてOS及びプログラム用に40GBのパーテーションを作成する。(Cドライブの容量は20GBぐらいでことが足りるが、余り大量のプログラムをインストールすると、ディスクデフラグを満足に実行できなくなってしまうので、やっぱり40GBぐらいが適量ではないかと思われる。)大容量のHDDはある程度分割して使った方が読書きが早くなるらしく、残りはデータ用としてD、Eのドライブとして230GBずつ割り振る。パーテーションを多く作るのは私の好みではないが、ドライブは高速なプラッタの外周部分から順に作成されていくので、システム用のCドライブは最高速の部分となる

 

 当然、Windows再インストールがいつでも行えるように、マイドキュメントやメールのデータはDドライブに移動させてはいるが、D、Eドライブはガラガラの状態である。一見無駄に見えるかもしれないが、これでいいのだ。ここで、ケチって小容量の物を選ぶと、数千円の差でWindows性能を大幅に落とすことになる。まあ、極端な小容量の物は割高になっているので、普通なら手を出さないと思う。

 

 過去、HDDの修理を請け負った例からすると、ほとんどの方のHDDには訳のわからぬファイルで一杯になっていた。何故かファイルを一杯貯め込む方のHDDは故障する?ような気がしてならない不要なファイルはきれいに消去して、ディスクデフラグをきっちり定期的に掛けておく。HDDはガラガラの状態で使うこと。ヤッパリこれが一番大事なことではないだろうか。

 

 

     続く





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  変更日 2010/03/04 08:18:48