まずHDDの容量であるが、1995年11月にWindows95が発売された当初は大きいもので1.6GBぐらいだったと思うが、年々倍々ゲームで急速に増加し続け、1TB容量のHDDが、2007年3月末にはHGSTから、6月末にはseagateからそれぞれ発売されるに至った。何と、12年で625倍の容量に達しており、もう1年前との比較なら1,000倍以上である。プラッタの記憶密度が驚異的に増加したからに他ならない。 これから先数年は、技術的な理由で容量の大幅な伸びは無いとのことだが、2008年5月に解禁された地デジチューナを搭載して録画をするとか、Hi-Vision対応のVTRカメラで撮影したファイルを編集する場合は兎も角、PCとして普通の使い方であれば有り余る容量である。 もし貴方が使っているPCが購入後数年以上経過しているとしたら、最新の大容量、高速タイプのHDDに交換することをお勧めしたい。WindowsXpの初期バージョン(80GBの壁があることをお忘れなく。)が限度だが、ついでに、Windowsの不要な機能を止めてしまえは、性能は目を見張るぐらい上がること請合いである。きっと良い結果が出ると思う。 2000年の秋、815チップの時代になって7,200rpmの高速タイプが発売された。その時私は、「プログラムは全てHDDから読込んでいるし、又、Windowsにはswapfileが必要であるし、そうすると、HDDは高速タイプを採用すると必ず性能はアップする。」と閃いた。思い切って採用してみたら、(5,400rpmと比較して数千円の価格差しかなかった。) するとどうだろう、Windowsやソフトの起動が目に見えて速くなり、1時間ぐらい掛かっていたデフラグが10分ぐらいで終わってしまう。 私の勘は的中した。私が組んできたPCの一番のウリは性能優先ではなく、安定度であったため、CPUは程々の物を選んでいる。大手メーカ製と極端な性能差が出る訳もないのだが、組み上がった7,200rpmのHDDを採用したPCを色々な人に操作して貰い意見を求めたら、ほとんどの方から、「速い!!」、「性能が良い!!」の答が返ってきた。その時、「PCに高性能なHDDを搭載すると、性能は大幅に向上する。」との確信を私は得た。以来、新規の組立、故障での交換に関わらず、HDDは7,200rpmの大容量、高速回転タイプの最新型をずっと採用しているが、大抵良い結果を生んでいる。 何故か、7,200rpmのHDDが発売された以降も、永い期間に亘って大手メーカ製のほとんどのPCには、5,400rpmのHDDしか搭載されていなかった。ことは本当に不思議なことだった。 実際にはもっと高速であろうと思われる機種も存在するが、WesterDigitalには10,000回転のS-ATAタイプのRaptorがあり、一般のHDDに比べ5倍ぐらいの価格になっている。又、seagateにはCheetah10,000回転と15,000回転のシリーズがあるが、インタフェースも全く違うし、気が遠くなるような価格だ。特殊な用途向けのHDDだと考えたらよいのではないかと思う。 こんなものを買うなら、上位のCPUやグラフィックボードを選択する方が賢明ではないかと思われる。ただ、お金が余っている方にはお奨めかもしれない。 |