intelのチップも810→815等と色々と変化したが、この間、可もなく不可もなくの感触であった。2002年の845チップは安定しており悪くはなかったが、前述の通り、ノーブランドメモリで動作しない物が確実に増加。このチップ以降、ノーブランドメモリを選ばなくなった。ということだ。
2003年の865チップは、440BXチップ以来の安定度があり、性能も抜群であったためASUS P4P800とPentium4 2.4CMHzのセットは、私の推奨品として12台販売し、塾用3台と合わせると計15台(865PE13台、G865 2台)組立てたが、当然、ノーブランドメモリは使用していない。
上記、故障したマザーボードには、今になってみると次のような原因が考えられる。
①細かな繊維屑が発生する場所は危険!!
1と4の所有者は、文化教室の「キルト」指導者で、PCの設置場所されたリビングで、毎日のように作品作りにミシンを使用している。そこから発生する細かな繊維屑がPC内部に大量に堆積し、PCが空気清浄機と化していた訳だ。これが何らかの悪さをしたとしか考えられない。
過去、使用環境が悪い例は山ほどあり、エアコンが設置されていない部屋、土足で多くの人が出入りする店頭、カーペット使用者がヘビースモーカでサイドパネルを開けると大きな埃の塊が出て来たという笑ってしまう出来事。又、フローリングが原因で発生した大きめの綿埃がグラフィックボードのファンに巻きつき故障させた例も1件あるが、マザーボードが故障するまでには至っていない。そんなことから、繊維屑そのものについて疑いもしなかったのだ。
私は、「冷却を重視すれば、PCも安定動作し、長持ちする。」のコンセプトで組立ててきたので、BXチップの時代から電源付属のファン以外に、余程の場合を除いて排気ファンと吸気ファンを常に装備することとしてきた。このやり方は絶対間違ってはいないと思うが、この場合は、これが裏目に出た結果であろうか。
865チップの製品は市場に存在しなくなったため、今回P35チップのASUS P5K-EとCore2Duo E6550(Core2Duoシリーズは、パワフルで発熱が少なく理想的なCPUだと思う。私の推奨品)に総入替したが、フロントパネル全体にフィルタを装備したケースCoolerMasterのCenturion C5 White(重量は電源無しで9.7kgもある。ケース代は当方の負担にしたため担いで帰ったが、次の日から足腰が痛くなった。2度としない。しかし、1万円ちょっとの価格で安定感のあるどっしりしたケースである。高級品ではないが、マザーボードそのもののサイズが極端に変化することがなければ、一生物の可能性が高い。これからも採用していきたい。でも、どんな形であれ運搬することはお断りする。)に変更し、Core2Duoが27℃ぐらいで動作しているのを幸いに、サイドパネルにもエアコン用の「貼付けフィルタ」を裏側から貼付け、埃の流入を止めた。これで防塵は完璧だろう。がしかし、P35とグラフィックチップ(GeForce8500GT)の発熱量は増加傾向であるので、少し様子を見たいと思う。
②静電気を多く発生させるカーペットや敷物はNo!!
3は、2007年の春頃、PC調整のため訪問しているが、その時にモニタ(三菱製ダイアモンドトロンの17インチブラウン管)の表面にコーティングされているフィルタの上1/3ぐらいが剥げており、「溶剤系が入っているクリーナを使わないで下さい。」とアドバイスしたところ、「クリーナ類は一切使ってないし、力を入れて擦ったこともない。」と言われ、何故このようになったか色々と事情を聞き取り考えてみたが、原因はわからなかった。
こちらは、ASUSP5KとE6550に総入替し、設置している途中、PCケースに触れるとバシッと火花が飛んだ。どうも、設置場所下に敷いてあったカーペットが原因で、静電気を発生させたらしい。即刻、そのカーペットを撤去して貰ったが、その後は、静電気を感じることはなかった。モニタのコーティングが剥がれたのは、「カーペットが発生させた静電気が原因」と大体のところ特定できた。
PCそのものの場合、ケースが金属であるため、そんなに影響を受ける訳がないと思うが、①、②の状況からして、推測の域を出ないが、「繊維が発生させた静電気が故障の原因」としか考えられない。と受止めている。
私は理系の人間ではないし、静電気に関しては、全くの門外漢であるため、詳しいことはわからない。もし、この文章を読んで頂いた方の中に、静電気について詳しい方がおられたら、ご教授頂ければ幸いである。
③もう、オーバクロックは止めた方が良い!!
2は、組立1年後(2004年5月頃)から、Pentium4 2.4CMHzを1年半ぐらい30%のオーバクロック(3.12MHz)を施していた。その後ノーマルに戻して使用したが、じっくり考えてみると、 865は449BXと比較してFSBが倍の200MHzになり、1クロックで2動作、それにデュアルチャンネル化で倍速動作、単純に8倍速になっている。チップも高速動作すると、それなりに負担が掛かるのではないだろうか。
現在のP35ではFSBは1333MHz/1066MHz/800MHzで、865と比較すると6.665倍/5.33倍/4倍と高性能化。私には、高性能化イコール低耐久力という図式が思い浮かんでくる。マザーボードの新製品は次から次へと発売され、1~2年で買換えるマニアなら、耐久力には全く気つかないだろう。