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 パソコン自作のススメ4 

 

 

 

 

 

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◎メモリとマザーボードのチップセットの変遷

 

〇PC-100のメモリ「あー、昔は良かった。」

 

 1999年頃、1回2時間、1日5回の初心者講座をこなしながら、パソコン自作については大した知識もなく立付けが悪くどこの馬の骨かも分からない電源がついているひどいPCケースすぐにぶっ壊れるフロッピーディスクやCD-ROMドライブサウンドボード、それに、現在ならどうってことのないマザーボードの英文マニュアル相手に四苦八苦しながら格闘していた。

 その頃のOSはWindows98で、着脱が簡単なSlot1CPUは、Celeron(333MHz)に限っていた。PentiumⅡはまだまだ高価で簡単に手が出せるものではなかった。PentiumIIIの発売を待つこととなる。ただ、メモリについては何の苦労もなかったことを思い出した。PC-100と呼ばれる規格のメモリである。

 以前、NECのパソコンPC-100を愛用していたので、呼称だけだがかなり親近感があった。極端に安いものは使用しなかったが、全てノーブランドを使用した。この頃の自作は、ノーブランドのメモリを使うのが常識だった。(現在なら、ノーブランドは避けている。動作不良品であった場合に交換してもらうのに要する時間と交通費を考えるとブランド物の安い方を選んだ方が得策である。)


 ノーブランドでも、PC-100のメモリが原因でパソコンが起動しなかったトラブルや故障したことも全く経験していない。それ以後、FSB(Front Side Bus)が100MHzから133MHzに高クロック化し、PC-133の規格へ移行していったが、この方も同様トラブルは経験しなかった

 

 この時期に客様から注文を受けたパソコンには、最初からPC-133のメモリを搭載していたが、私のパソコンと塾用パソコンの増設メモリは長期に亘ってPC-100を使っていた。塾用パソコンは塾閉鎖時点で、お世話になった方に贈呈したので、PC-100のメモリはまだ動いている?はずだ。

 安定感が抜群に良いということでintelBXチップのマザーボードは長い間ベストセラーを記録していた。私自身も、これしかないというほど惚れ込んでいて、大手メーカ製のパソコンにはっきり見切りをつけたのはこの頃である。

 

 当時のパソコン専門誌には、CPUのオーバクロックの記事が頻繁に掲載されており、一種の流行になっていた。2000年頃には、ご多分に漏れず、私のパソコンと塾用はPC-100のメモリを搭載してオーバクロックをしていた。PC-100PC-133には、そんなに性能差がないことは分かっていたからだ。(最近のメモリは、オーバクロックしても1割ぐらいしか上がらないため、パソコン専門誌もあまり取上げなくなってきている。)

 

 

CPU

駆動周波数

マザーボード

倍率

オーバークロック

後駆動周波数

私個人用

PentiumⅢ 

 650MHz 

Asus 3BF(intelBX) 

1.33倍 

865MHz 

塾用

Celeron 

333MHz 

Asus 2BF(intelBX)  

1.40倍 

466MHz 


 実際には、もっとクロックを上げることは可能であったが、程々にしておいた簡単に、大幅なオーバクロックができてしまうということは、簡単にPCを壊してしまう可能性が高いからだ。

 

 大手メーカ製のパソコンの場合、オーバクロックは不可能。増設メモリはぼったくり価格のメーカ純正もしくは割高なアイオーデータメルコ製を使用しなければならず、高価な自作パソコンで、価格的優位なのは、安価なノーブランドメモリを使えることだけしかなかったのだ。

 PC-100やPC-133のメモリは、安くて、オーバークロックが出来てトラブルがなく、故障がないなんて、こんなうれしいものはなかったのだ。(塾用パソコンは、最終的にWindowsXPまでPC-100を使ったことになる。) intelBXの一人勝ちの時代であり、月1台ぐらいの注文があったので、ある程度在庫を抱え、注文があれば、すぐに組立てて納品できる体制を持っていた。

 ところがこの状況が一変する。intel Pentium4と845チップの登場である。

 

〇ノーブランドメモリでパソコンが起動しない

 2001年、丁度WindowsXPが発売される数ヶ月前の時期にintel Pentium4と845Dが発売され、メモリの規格が一変する。CPUの性能を上げるには高速で動作するメモリが必要だということで、1クロック2動作が可能なメモリPC-2100PC-2700が発売されることとなった。

 

 その頃から、ノーブランドメモリで起動しないPCが続出Pentium4だけではなく、Celeronでも同様で、1台組立てると仕入先のパーツショップには、2回出向くことが普通になっていた。ダブルレートで動作するメモリの出現から、そんなに期間が経っていなかったので、パーツショップも情報が不足していたということが言える。

 そのため、大手メーカ製のメモリチップを使ったメモリボードへシフトせざるを余儀なくされることとなり、メモリ代金が高くつくようになってくる訳である。

 

  2003年5月中旬、865チップとNorthwood CorePentium4が発売され、Hyper Threading(擬似的にCPUが2つ載っているような動作をする方式で、ダブルレート動作する同じメーカ、製造ロット及び容量のメモリボードを2枚、指定されたメモリスロットに差しデュアルチャンネル動作をさせる。) が搭載されると、メモリの選択はより難しくなっていく。マザーボードのマニュアルに推奨メモリボードが掲載されたのは、これが初めてであった。

 第1号は、今この文章を書くのに使っているPCで、Pentium4 2.4GHzPC-3200のメモリ256MB*4(1GB)
で使っている(このように書いてしまうと4年半以上健在であったかのように勘違いされる虞があるが、そうではない。後述する。)

 

 当時、WindowsXPSP1から導入していたが、ぼちぼち能力不足が気になっており、塾用のPCも数台は新しくしなければならない。本来なら新製品が出て少し値段が下がってから検討を開始するのに関らず、865は発売前からの評判がすごく良かったので、一念発起したというか、焦っていたというべきか、発売後2週間後の5月末、Asustek(P4P800 865PE)P4P800-VM(865G Celeron2.0GHz)*2の購入に踏切った。

 

〇最近、PC-6400のメモリでトラブル発生

 2004年4月、865チップの後半から、Pentium4は、発熱量が多く、やかんを載せるお湯が沸くという(これは冗談だが、平均的にCPU温度は70℃以上になる。発熱対策に本当に苦労した。)悪名高いPrescottコアに変更されることになった。915チップからメモリはDDR2PC-4200(533MHz)と変化、

 

 2005年からは、intelイスラエルチームが作った発熱の少ないCoreシリーズに変わり、945チップCoreDuoPC-5300(677MHz)2006年からは965チップCore2Duo、最近では、P35チップPC-6400(800MHz)となった。

 

 2007年12月P35チップP35K-E(ASUS)マザーとElixirのメモリ(1GB*2)で、前代未聞の両方共故障していたというトラブルに見舞われた。片方だけの初期不良であれば、すぐに気がつき交換に走るのだか、マザーの方は、P35Kに比べBIOSの設定がかなりあり、ある程度の設定を弄れば、正常動作すると高をくくっていたのが失敗であったし、メモリもElixir(過去数回故障経験がある)でも〇FD販売扱いのものであったので、結構信用していたことも問題であった。

 

 マザー初期不良は兎も角。メモリのトラブルは増加する傾向にあると考えた方が良い

 

 ちなみに、Elixirのメモリは、ノーブランドと同様に受止めて欲しいとのショップよりのアドバイスを貰った。

 

      続く

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変更日 2010/06/02 07:05:39