1.+Lhaca[Archiver(アーカイバ、書庫):ファイルの圧縮、解凍]
20数年前のことだが、ハードディスク (5MB、約40万円) が高価すぎて、FD(720KB)で我慢していた時代に、「パソコン通信」で紹介され、加入した<98+2>PC-100 ユーザーズクラブから、いち早く「ARC」と呼ばれるアーカイバを手に入れた。1MB以上のファイルを「ARC」で圧縮すると720KBのFDに書込めるのだ。本当に助かるソフトの出現であった。
当時、日本の「パソコン通信」ではソフト配布はされておらず、「アーカイバ」の言葉すら一般には知られてなかった。その後、サービスが始まったが、日本製で世界的に通用するものは、札幌の外科医が開発した「LHARC」ぐらいであった。他に比べて圧縮率が高く、フリーソフトであったことで普及した。
「LHARC」は「ARC」社より類似商号で訴えられたため、「LHA」に名称変更された。今でも「LHA」を冠したアーカイバは多く、「+LHACA」もその一つである。「LHA」作者は直接ソフト作成に関与はないが、申請されたソフトをテストした上で、承認を与えているとのことで、安心して使えるものだと思う。
ハードディスクは日進月歩で大容量化され、アーカイバは不必要だと感ずる向きもあろうが、長期保存する多くのファイルを年度毎のように一つに纏めておけば、紛失が防げるし、文書をメールに添付する場合、取扱いが楽になる。アーカイバが引退する時期はまだまだやってこないだろう。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/arc/archive/archiver/pluslhaca.html
使い方は、上記urlから+Lhacaをダウンロードし、インストールしたら、デスクトップ上にアイコンができるが、これをダブルクリックして設定を行う。
Default(デフォルト:初期設定値)では、解凍及び圧縮先はデスクトップになっているが、デスクトップ混乱防止のためにも、両方とも「ファイルと同じ場所」を選ぶ方がよいと思う。圧縮形式はZIPとLZH(LHAの圧縮ファイル)形式の2方式が選べるが、圧縮率の高いLHA形式を選択するのが正しい。関連付けについては、LZH とZIPを両方選択する。
操作方法だが、圧縮する時は、ファイルを選択してこのアイコンの上にドラッグするだけ、解凍は圧縮しているファイルをダブルクリックするだけで、元々ファイルのある場所で圧縮、解凍される。至極簡単であるので説明は不要だと思う。
2.AVG[ウィルス駆除フリーソフト]
PCに、ウィルス駆除ソフトを常駐させておくことや1日1回はウィルスチェックをかける必要があることを知らない人は減少した。そのためか、ここ数年の間、ウィルス駆除依頼は激減し2件のみしかない。
しかし、2大ブランドのノートンアンチウィルスやウィルスバスタが高機能化を図ったため、ウィルスチェックが始まるとPC動作が遅くなってしまう。私は以前から、ノートンはウィルスチェックに長時間が掛かるので、ウィルスバスタを推奨してきたが、最近ではウィルスバスタも同様の傾向である。
お客様にお奨めし使って貰っているAVGのフリーソフトは、私自身も2年余りテストしてきたが、他と比較して、ウィルスチェ
ックも時間が短く軽いのが特長で、手軽に使えるソフトだった。
がしかし、AVGも今回8.0バージョンアップにより、ノートンアンチウィルスやウィルスバスタ同様、高機能化が図られており、チェック時間は長くなってしまった。以前と比較すると軽いとはいえなくなってしまった。
又、リンクスキャナなる機能は、サーチエンジンで検索する際、怪しいサイトを表示してくれるので一見便利であるようだが、私には必要ないので、無効にしている。
個人的には前の7.5で良かったと思っているが、2008年6月1日から8.0しか使えなくなったのは残念である。旧型機種のユーザには負担が大きくなったということだ。
8.0は次のurlからダウンロードできる。
http://www.avgjapan.com/avgfree80-dl.html

この部分から、メールアドレスを入力してダウンロードボタンをクリックしてする。
インストールした後、専用のサイトで、メールアドレスを入力することでユーザ登録を完了。これを省略すると1ヶ月で使用期限が切れてしまうので、気をつけて欲しい。後は、スケジューラでチェックの時間を設定しておくだけだ。
旧バージョンからのユーザの方の意見をお聞きしたいと思う。
3.Ccleaner[不要ファイル及びレジストリのお掃除ソフト]
「賢くパソコンと付合う2」に掲載したファイルのごみ掃除の続編といえるものだ。このソフトも、私が長年愛用しているもので、日本語で使えるのは助かるし、操作も簡単、30名程のお客様に使って貰っているが、トラブルが発生した経験がない。
ソフトのインストール、アンインストールを繰返せば、レジストリ等に問題点が生じ、PCの起動がどんどん遅くなる。これらを簡単に修正してくれるのは、ありがたいことである。過去、同類のソフト数種をテストしたが、レジストリを極端に削って、起動を早くしてくれるものもあったが、起動しなくなったトラブルを経験している。
このソフトの場合は、程々の修正しかしないかもしれないが、その分、安心して使える。
インストールは難しくない。
http://cowscorpion.com/dl/CCleaner.htmlの ダウンロード: csetup208.exe の部分をクリックするだけだ。
Ccleanerを最初に起動したら、 ウインドウズ タブで、クリーナ設定を行う。チェックを入れた項目を削除するようになっている。一番上のインターネットエクスプローラの部分で、残す必要があると思われるものは、チェックを外す。高度な設定は、使った限りでは、何一つ問題は発生していない。

次に、 アプリケーション タブに切替え、一番上にOfficeがあるが、このチェックは外しておかないと、「最近使ったファイル」の記録が全部消えてしまうので、注意が必要。その他は、必要に応じて設定して欲しい。
クリーニングの操作は、解析のボタンをクリックしたら、削除の候補がリスト・アップされる。特にリストの確認は必要ないようだ。その上で、「クリーンアップ開始」のボタンをクリックすると、不要ファイルが削除されるということだ。
次に、問題点のアイコンをクリックすると、レジストリとファイルの保守の画面に変わる。「問題点をスキャン」のボタンをクリックすると、レジストリの問題点がリストアップされる。
「問題点を解決」 ボタンをクリックすると、バックアップを促すメッセージを表示する。個人的には「バックアップ」を取ったためしがないが、全く問題は起きていない。気になる方は、バックアップをとっておけば良いと思う。「選択したすべてを解決」でレジストリのごみを一掃出来る。
レジストリの生半可な変更は、PCが起動しなくなる事態を惹き起こす可能性もある訳であるが、このソフトの場合トラブルもなく、安心して使えるソフトである。
Ccleanerでゴミ掃除をしたら、ファイル間に隙間ができるので、即ディスクデフラグを掛けることを忘れない。