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賢くパソコンと付合う1

 

 

 

 

 

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 私がフランチャイズに加盟、「パソ〇コンじゅく守口教室」として店舗を構えていた時、フランチャイザ提供のテキストはPC使用法を学ぶ上で必要だと思われる内容が絶対的に不足していた。その上、年々レベルダウンして必要部分が減少していくのに困った。私は不足部分について黒板を使って口頭で説明し、お客様にはノートを取って貰っていた。後に文書化し、プリントして無料資料として配布した。これを集めたものが、現在のABCパソコンクラブの入門テキストである

 

賢くパソコンと付合うに必要な部分を当クラブのテキストより抜粋加筆し、又、PC修理・PCサポート等をやっている経験から、気付いたことを書いていきたいと思う。

 

永年のパワーユーザの方なら、そんなものは常識だと一笑に付されるかもしれないが、初心者、中級者の方なら結構役に立つと思う。いつまで続くかわからないが、始めることにしよう。

 

 

〇良いPCを手に入れるため、知っておきたい5項目

 

 

1.PC選びの「常識のウソ」

 

 初心者の方に聞くと「初心者だから、仕事で使わないから安物でよい。」とか、又、「一昔前の中古品でもよい。」と言われる方が多い。

 

 PCはどちらかというと、仕事用(例えば、Microsoft Word、Excelの中心的使用)と比較すると家庭用 (ビデオの編集、ゲーム、グラフィック、ホームページの閲覧、はがき作成等) の方が高性能機を必要とする。


 マルチメディア (画像・音・動画などを主に扱う場合) を重視する場合は、特にCPUやグラフィックボード、ハードディスクに性能の良いもの、大量のメモリを搭載する必要がある。それは、マルチメディアで使用するデータは、文字のデータと比べると格段に大量のデータを扱うからである。

 

 とすると、大半の初心者の方は、最初から、PC選びを間違っているといえるのだ。最近では、会社での仕事用も画像データは増加傾向にあり、仕事用PCの選択も低価格機を除外する方向で検討すべきだと考える。

 

 

2.PC知識の少ない人程「ノート型」を欲しがる

 

 もし、「どんなPC欲しいか」と尋ねると、ノート型と答える方が圧倒的大多数を占める。欲しい理由としては、「家が狭くて置き場所がない。」「持ち運べるので、どこでも使える。」に集中している。

 

 PCと約30年付合ってきた私の経験からすると、置き場所がないという方には、机やテーブルの下に設置することを奨めてきた、持ち運びたい方には、理由をじっくり尋ねてみたら、特に、持ち運ぶ必要のある人は100人中数人ぐらいしかなかった。


 ノート型の表記は日本のみで、世界的にはlaptop(ラップトップ)と呼ぶのが普通 は、 

構成されているパーツが小型である分だけ、かなり割高になる。

パーツの増設も、内部増設できるのは若干のメモリぐらいしかない。

自作機のミディアム・タワーと比較すれば、最初から性能がかなり低いため、長持ちしない。性能の良いとされるCPUが搭載されている割に、極端に能力の低い機種を何台も見ている。グラフィックがオンボードであるのとハードディスクの性能差が大きいのが原因ではないかと思う。

のデメリットがある。

 

 一言でいうなら余程の事情がない場合、ノート型は買わないほうが良い。という結論になってしまう。又、大手メーカ製のデスクトップと称される小型PCも、②のメモリスロットは2つしかなく、③グラフィックが低性能のオンボードである。それに、グラフィックボードやハードディスクが増設できるものは皆無に等しい。を付加えておきたい。

 


3.安物買いの銭失い

 

 割安なPCを欲しがると、実際には割高な買い物をしてしまうことになる。大手メーカ製であれ、ネットの通販で買うにしろ、又、パーツを購入して組立てるにしても、彼らはそれ相応な価格をつけている私は思う。

 

 安売りメーカのものは、熱対策が不十分なものが多く故障し易い。私が修理を請け負ったPCの内、1位は販売実績からしてN社に違いはないが、2位にD社が入っており、故障原因は決まって異常に発熱するハードディスクだ。


 私は、130台程のPCを組立販売してきたので、その経験からの証言ということになるが、性能が最高クラスのものは、製品として店頭には並んでいない。

 

 何故なら、一般的なPCの実勢価格と比較すると、数倍もするような値段になってしまい、高すぎて購入者が限定されてしまうことを大手メーカも知っているからだ。それに、大手メーカに限らず、一般に販売業者は、買換え時期の早い低価格機を売りたがる

 

 次に中古品であるが、全般的に危険な買い物であるとの認識を持って欲しい。最近、一般紙等に「リースバックのPC限定〇〇台、大安売り」と称した広告が目に付く。スペック内容からすると、とても購入できるものではないが、価格的には、一般的に購入し易い4万円程度に設定されているため、PCの知識のない方には、これに引っ掛かる可能性が高い。

 

 中古品業者の内、まともな業者でも仕入価格の2倍の価格で販売していると聞いているが、ひょっとしたら、これらの広告を掲載している業者は、所有者から「無償」か「廃棄処分料」を受取った上で手に入れ、PC表面及び内部の清掃やソフトの再インストールするだけで出荷している。と想像すると、とんでもない「ぼったくり価格」の商品であるといえる。

 

 ネットオークションも然りである。修理を依頼されたPCであったことだが、ケース開けてPC内部を見ると、ハードディスクのケーブルがくしゃくしゃになっていた。お客様に「PCの知識のない方は、PC内部を弄らない方がよい。」とアドバイスの電話を入れたところ、「ケースの蓋も開けたこともないし、PC内部に触れたことは1回もない。」との答えが返ってきた。

 

 詳しく聞いてみると、ネットオークションで中古品を買ったとのことで、このPCの前所有者は「えせマニア」で内部を弄くりまわした代物であったということだ。

 

 PCを購入する時に、内部までチェック出来ない。オークションや通販に関わらず、PC中古品の購入は差し控える方が身のためだ。

 


4.不思議な「メーカ指定買い」

 

 大昔、NECのPC-9800シリーズが一斉風靡した時代があったが、他とは全く互換性がないので、知らない人がPC98以外をうっかり購入してしまうと、必要なソフトが手に入らず、使えないという悲惨なことになった。という歴史があった。


 今やOSがWindowsに統一されたので、「メーカ指定買い」は98シリーズ華やかりし当時の話で、もう遠くの昔に終わっているはずなのだが、いまだに、「〇〇のメーカ製を持っている。」と胸を張って、のたまう輩が結構存在しているのは、本当に不思議なことだ。そんなユーザ様に決まって、そのメーカが自社生産してないとは全く知らないのだ。

 

 

5.良いPCアドバイザを見つけよう


 もう、PCメーカにこだわる必要はないが、昔なら、上新電機やOAシステム等知識が豊富な店員が揃っている店舗があり、安心して購入できたが、今の量販店では、技術的な講習すら受けていないと、感じられる店員で溢れている。


 又、社長自らが特徴のあるTVCMに出演し、大量に販売しているであろう〇ャパネット〇〇〇は、「ソフトが100本も入っています。」と言ったりする。PCに少しの知識を持っている方なら、「PCを販売するに値しない会社である」ことぐらいすぐにわかってしまう。

 

 ネット通販も、多くの業者が存在するが、ある一部を除いては、危険な買い物をしてしまう可能性が大である。余程の知識を持った者でなければ、PCにおける電話でのサポートぐらい当てにならないものはないだろう。

 

  街の電気屋さんも余り当てにならないといえると思う。特別なところもあろうが、家電とPCは同じ範疇のものではない。と考えるべきだろう。

 

 昔からすると、選択肢が多すぎ、カタログの商品仕様を見て選択出来るようになるのは、かなりの努力が必要で、友人でも業者でも良いが、時間を掛けてもしっかりしたアドバイザを見つけておくべきだ。多少の費用が掛かっても、長い目で見ればお得な買い物が出来る。

 

 アドバイザの選択に当たっては、ウィンドウズが発売される前からのユーザであること。OSについて詳しく、MS-DOSレベルを理解している。PC歴が1994年以前からであること。これ以上を求めるには、業者でしかないが、プログラミングの経験がある。コンピュータの専門教育を受けている者なら尚良。 

               続く

 

 
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変更日 2010/03/05 10:50:52